お客様からの手書き図面をもとにCADで製図を作成
お客様の採寸図面
お客様からお預かりした採寸図面をCADで平面図を作成します。
採寸いただいたままのサイズでも製作できますが、いろいろと気付かない落とし穴が存在します。それらを改善しないとカーペットが壁に被ったりと少々見た目が残念なことになります。
- 中央にキッチンカウンターがあり、さらに凹凸も確認できる
- 左上部にもコーナーカット(出済み・入隅み)が確認できる
- 固定されている中央のキッチンカウンターにカーペットが「被らない」、「短すぎない」の調整が必要
- 8畳以上のサイズなので伸縮率を計算する必要がある
(運搬時・敷き込み時などカーペットが伸びてしまう外的要因)
基本中の基本ですが、カーペット類をサイズオーダー制作するならそこに発生する問題点を洗い出し、改善案を出してお客様にその趣旨をお伝えします。
採寸図面をCADで平面図を作成
カーペットも立派な家具です。オーダーを受けるなら平面図や展開図を作成するのが基本です。
CADで平面図の作成後、ここからサイズ調整を行います。
読みやすい簡易図面の作成
お客様用にCADで仕上げた製図をもっと見やすく簡単にまとめた図面に仕上げました。
なぜオーダーカーペットにサイズ調整が必要なのか
カーペットは繊維でできているので伸縮します。カーペットの大きさや形状、敷く方向によって伸びてしまうので「大きすぎる」、「小さすぎる」を緩和してあげる必要があります。
まず、固定されている中央のキッチンカウンター(上部75cm)を基準に採寸を始めます。
キッチンカウンターから敷きこめばカーペットの伸び率も最小限に抑えることができますが、現実的には不可能なので下の図のようなイメージでサイズ調整します。
今回は、図面のブルー色の箇所で「逃げ」を5cm作りました。ここで大切なのが感と経験、そして勇気です。
キッチンカウンター辺りの収まりが技術の見せどころです。
1.5cm縮小させてぴったりなので実寸だと完全にカーペットが被ります。
壁面やキッチンカウンターにカーペットが被らないように調整しつつ、サイズの誤差に対処するため「逃げ」る箇所を探します。
「逃げ」の5cmが必要な理由
この辺りは、液体をこぼしたり食材をおとしたりと意図しない出来事が起こりやすいので、万が一でもカーペットをめくりやすく、また通気性と掃除のしやすさを重視して「逃げ」の場所に選びました。
ぴったりサイズにカットしたカーペットのご感想を頂きました!
当店のカーペットをご家族の一員としてお招き頂けたことをお礼申し上げます。
1週間ほどカーペットの検討のためにHPを閲覧していたのですが、HPに記載している商品の更新日時が数日毎に更新されており、随時更新されている様子を伺えたのが決め手でした。
また、芯材が入ってないのもとてもありがたかったです。
実際の問合せでも迅速に丁寧にご対応頂き、次回もカーペットマートさんで購入したいと思っています。
カーペットマート公式 オーダーカーペットの詳細はコチラ↓
井上様の手書き図面
※お見積りや製作できないケース
- 直角が1つもない
- いびつな円形・楕円
- ご本人様以外が撮影されたお写真など
ぴったりサイズにカットしたカーペットの事例をご紹介!
まーさん様
うめちゃん様
akko様
にゃにゃ様
カーペットマート公式 オーダーカーペットの詳細はコチラ↓
ネット通販が不安なら地元の内装店に相談
ネット通販でサイズオーダーをするのが不安な場合、お近くの内装にご相談される方が良いケースもございます。
主張エリアが「東京」・「神奈川」に限定されますが、下記の店舗なら現役の職人さんも抱えて運営しているのようなので、現場で培った的確なアドバイスがいただけるのではないでしょうか。
オーダーカーペットで必要な着目点をWEBサイトに画像と一緒に記載されています。
※ご注意
リンク先のサイトの内容(接客・技術・知識・CADの扱い等)を当店が保証するものではございません。
お見積りでは製図を作成いたしません。
ご注文いただいたお客さまに当店が最適なサイズ調整を行い、ご提案として簡易図面をお送りしています。また、サイズ調整の簡易図面をご注文頂いたお客様に必ずお送りすることを確約しておりません。
当店のサイズ調整の基準
- 6畳を超えるサイズ
- 複数のカット
- 変形や斜めカット
図面を拝見してサイズ、形状、コーナーカット(出済み・入隅み)の数、最長・最短部を見て判断します。